懐かしいウクレレのお話

牧伸二初心者の皆さんや、シニアの皆さんにとってウクレレといえば「牧伸二(まき・しんじ)」さんの「やんなっちゃった節」を思い出される方も多いのではないでしょうか(年令にもよりますが・・・)。牧伸二さんは、1973年〜1983年の間、日劇で『牧伸二ショー』を公演。テレビでは看板番組も持ってありまして毎週日曜日のお昼頃でしたか、「あーあんあ、やんなっちゃった、あーんああ、驚いた」というウクレレを弾きながらのお笑いをよく見ていたのを覚えています。当時、私は5歳くらいだったかと思いますが、鮮明に覚えていますね。浅草の芸人仲間からの信望も厚く、1999年に東京演芸協会の会長に就任した矢先、2002年に脳出血で療養とリハビリを余儀なくされましたが、復帰後の2003年に文化庁長官賞を受賞。リハビリもうまくいったようで、ウクレレもしっかり弾いていらっしゃいます。まだまだ現役で頑張っていらっしゃるようで素晴らしいですね。

大橋節夫それから、ウクレレプレーヤーというより「ハワイアンスチールギター奏者」として有名な、大橋節夫さんあたりも懐かしいところですね。日本のハワイアンの立役者でした(そう言うボクはその年代ではないのですが、ずいぶん昔にウクレレ好きの或る社長さんから無理矢理聞かされたので知ってるんです)。1948年「大橋節夫とハニーアイランダース」を結成。後に石原裕次郎や五木ひろしがカバーした「倖せはここに」などがヒットし、日本にハワイアンブームを広めた代表的な方ですね。残念ながら、2006年6月7日呼吸不全のため東京都大田区の病院でご逝去。享年81でした。亡くなられたのはつい最近だったんですね。ご冥福をお祈りします。

さて、前述の牧伸二さんの「やんなっちゃった節」ですが、実は、『タフア・フアイ』(英題"Hawaiian War Chant"、ハワイ先住民のポリネシア人の戦意昂揚歌)をアレンジしたもので、ウクレレを知らない人でも一度は耳にしたことがあるメロディーです。

シニアの皆さんたちがいわゆる「ハワイアン」を耳にしたのは牧伸二さんや大橋節夫さんが活躍していた1950年代〜1970年代あたりではないかと思いますが、ビアガーデンでは「ハワイアンバンド」が生演奏をしていた古き良き時代ですね。シニアの皆さんが全員ハワイアンやフラソングが好きでウクレレを始めたというわけではないと思いますが、少なからずボクのウクレレ教室の生徒さんのシニア世代の方々は、やっぱりウクレレといえば「ハワイアン」「フラソング」のようですね。

 

Copyright(C) 2008 ORANGE JAM. All Rights Reserved.